エアクッションシステム
.png)

- エアクッションシステム
-
-
-
-
-
- 重量物の下にエアクッションモジュールをセットし工場エアを供給すると、空気の膜が発生し、
- 床面との摩擦係数が1/1000*¹まで減少。それにより氷上のスケーターの様に、重量物が滑り
- ながら搬送出来る状態になります。
重量に応じて人が手で押したり、モーター駆動のアシスト装置やウインチ等と組み合わせて -
- 押したり牽引することで、フォークリフトやクレーンでは難しい狭い場所での搬送や、その場で
- 回転が可能なため、細かい位置決めが容易に行える重量搬送機器です。
-
-
- *¹溝・亀裂・段差のないコンクリート面や樹脂塗装された滑らかな床面の場合
- エアクッションシステムは
-
・工場エア(0.5~0.6Mpa)を供給するだけで、数百kg~600tの重量物をスムーズに搬送可能
・工場エアを供給を停止するだけで安全に停止 -
・エアで重量物を浮かせるため、重量物に振動が伝わりにくい
-
・少ないエア圧(モジュールへは0.2Mpa程度)のため埃がたたず、搬送時の騒音が少ない
-
・シンプルな構造によりノーメンテナンス&高耐久
-
-
-
・コンパクト&低コストでフォークリフトレス・クレーンレスを実現
-
-
-
・資格や免許が不要!! 誰もがオペレーター!! 思い立ったら重量搬送可能
-
-
エアクッションシステムの仕組み

- 待機状態では、エアクッションモジュールは床に接地しています。
- 圧縮エアが供給されると、膨らんだエアクッションモジュールが床面と密着し、
床面との間に圧縮エアが溜まり始めます。 - 一定量を超えると、周囲に溢れだし、エアクッションモジュールと床面の間に
約0.01㎜のエア膜(エアベアリング効果*¹)が発生します。 - エアベアリング効果により、エアクッションモジュールと床面の摩擦係数は
1/1000まで低下
1000kg=1kgf
1000㎏の重量物を僅か1kgの力で搬送可能に!!
*エアベアリング効果を発揮するためには、平坦でなめらかな床面が必要となります。
エアクッションシステムの特長
- 省エネ
圧縮エア(0.2Mpa・780L/min~)だけで人が1tを簡単に動かせる - 省スペース
本体寸法 205mm×205mm×31mm(W×D×H)~と非常にコンパクト - 低コスト
フォークリフトの1/5以下の価格で購入可能(2.5トンモデル:定価¥678,000) - 安全
重量物を高い位置へ持ち上げず、人が押して搬送するため、フォークリフトやクレーン
の様な接触事故・落下事故が起きにくい - 床へのダメージが少ない
摩擦係数1/1000のため、チルローラーやフォークリフトに比べ圧倒的に床に優しい。 - 位置決め調整が容易
前後左右移動・回転も可能なため、フォークリフトやクレーンでは難しいミリ単位の
位置決めが可能。 - ランニングコスト削減
資格や免許・法定点検が不要且つ、簡単に操作できるため、作業者を選ばない。
エアクッションシステムの使用方法
エアクッションシステム仕様表
*床面の勾配が3/1000以上ある場所で使用する場合、勾配の低い方へ流れてしまう可能性が御座います。安全のため、ガイドやブレーキ等、対策を講じる必要が 御座います。
型式について
エアクッションシステムオプション
標準仕様では難しい床面状況や耐久性向上のための様々なオプションが用意されております。
■ポリウレタンコーティング
エアクッションモジュール背面ゴム部分表面にポリウレタンコーティング(厚さ約1㎜・青色)を施すことで、
■テフロンコーティング
エアクッションモジュール背面ゴム部分表面にテフロンコーティングを施すことで床面との摩擦を軽減し、多孔質形状とすることで、
エアの流量を増やします。これにより標準仕様では通過できない段差や溝のある床面でもエア膜を形成し、搬送が可能となります。
*連続した段差や溝がある場合、通過できない可能性がございます。
標準仕様とテフロンコーティングの比較イメージ


■硬質ウレタンマット
床面に凹み・ひび割れ・継ぎ目等、補修が必要な個所や、ドアのレール・目地等、補修が出来ない箇所、コンクリート床面やアスファルト等、
条件が悪くエアクッションシステムが本来使用出来ない環境に硬質ウレタンマットを敷くことで、使用することが出来ます。また、2枚のマット
を交互に敷き直すことで、長い距離の搬送が可能になります。
2枚のマットを敷き直す事で、長いマットを用意することなく長距離を搬送可能